6日目 〜メダルと死闘〜

さて、まだまだ続くよ〜
男子は香港、女子は韓国と対戦
これに勝てばメダルが確定する

女子は盛り上がったから男子から書こうかな
私の中では互角の勝負だからラストまで行くんじゃないかなと思ったがそうもいかなかったようだ
3ー0であっさりとストレート勝ちを収めて準決勝へ進出
メダル獲得である
おめでとう、そしてがんばれ

トップは水谷
水谷のサービスが効いていたように思う
相手はレシーブミスをしょっちゅう起こし、返しても水谷が待ち構えてたかのように攻撃を打ち込む
何の危なげもなく勝利した
2番目は吉田
2ー0でリードするも、2ゲーム取り返されての最終ゲーム
要所でフォアハンドが冴えていた
そして、ラリーになれば自慢のフォアハンドが爆発する
最後は気持ちでねじ込んだ
3番は岸川
両ハンドドライブがかなり安定して入っていたように思う
特に、フォアに来たボールをクロスに打たず、ストレートに打つ
この戦術が相当効いたようだ
ストレートで勝利を収め、メダル確定です


さて、女子
韓国の特徴としては、カットマンが多いから、カット攻略できるかどうかが勝負の分かれ目となったように思う
トップは平野
何と促進ルール(13ラリー以内に決めなければレシーバーの点になる)が適応されたようだw
平野はカットマン朴に対してはループドライブでつなげる戦術を取る
つなげてつなげて、チャンスボールが来たら打ち込む
これは途中しか見てなかったから、詳しいことが書けないが(普段から詳しく書いてないがw)気持ちで押し切った
トップから最終ゲームまで行く好ゲームとなった
2番目は福原
これまたカットマンの金と対戦
福原は正直な話、カットマンの処理は得意ではない
なぜなら、トップ選手のカットマンにはほとんど勝った事がない
だが、今回は違った
平野とは違い、ツッツキで粘り、チャンスはバックハンドで一撃を狙う戦法を基本戦術として臨む
いいところまではいったが、金のフォアハンドの攻撃で揺さぶられてしまい落とす
これも、最終ゲームまで行く
3番目は石川
今度は打って変わって、速攻型の唐と対戦
序盤は、唐ペースで唐が2ゲーム連取する
石川は速いラリーを得意としているが、唐も得意である
さらに、石川に比べ唐にはパワー・スピードがあり、石川が揺さぶられる形となった
速いボールを石川のフォアへ送り、何とか飛びついてクロスに返球したボールをバックへすかさず運ぶと言う作戦であっさり取られていった
そこで、3ゲーム目からスピードボールの打ち合いを敢えて避け、ループドライブなど緩急を混ぜて戦う
すると、ミスが出始める唐
2ゲーム取り返す
そして、たまに出てくるフリックレシーブやチキータを楔のごとく唐の脳内に刻み込んでいく
そして、途中相手のサービスのトスが低いと言うことからフォルトを取られる
最終ゲームで取られるとは…
このまま押し切って勝利を収めた
後がない状態からの逆転
去年の横浜を思い出した
去年も、3ゲーム取られて3ー9と後がない状態からゲームを取り、そのまま4ゲーム連取して勝ってしまった
生で見ていたから、色んな意味で神懸かっていた試合だった
4番手は平野
カットマン金と対戦
ループで粘りチャンスボールを打ち込む戦術で行くも、相手のカーブロングに惑わされる序盤
途中から、カーブロングをカウンターで返球して進めていく
が、さらに相手は1球目は余裕のあるドライブで相手のつないでくるボールを誘い、2球目で仕留める2段階の攻撃に切り替えてくる
最後は、4ポイント連取され、最終ゲームの末負けてしまった
ラストは福原
朴と対戦
アナウンサーはミラクルブロックミラクルブロックと連呼していたが、私が思うに、あれが今の福原の実力だと思う
ファインブロックは数本あったとは思うが、ほとんど相手の強打に反応してブロックしていた点で、彼女の底力は上がってきている
先ほど同様、ツッツキで粘り、要所はバックハンドで1発で決めるスタイルで攻めていく
朴は金とは違い、強いドライブを打って、1発で仕留める感じに攻めてくるので、それをブロックしてコースを付く作戦が見事はまる
相手の返球が甘いボールは全てフォアハンド強打でミドルを狙う
完全にうまい試合運びだった
今まで見てきた中でカットマンに対して最も美しく勝てた試合なんじゃないかなと思う
韓国に勝利し、女子もメダル確定です
ちなみに、韓国戦終了まで5時間かかったそうですw

おめでとう、そしてがんばれ
男女とも準決勝は中国だけどがんばって欲しい